ワールドガイド

英雄連盟・レーヴァテイン

旧時代において魔族との戦いで、七英雄を輩出した国家群による同盟勢力。
以前は、大陸の大半を七つの国家が分割統治していたが、
ディナリウムの台頭によってその勢力を大きくそがれることとなった。

そのため、対抗するべく各国が協力体制を余儀なくされることとなった。
レーヴァテインとは、英雄の持つ伝説の剣の名称から名付けられた。


武神

英雄国家の究極の叡智を結集し、育て上げた最終秘密兵器である最強英雄。

七英雄がかつての戦いで使った武具を1つにまとめ、
七形態に可変する武器を所有しているという。

正体は、少女の姿をした世間知らずな小さな勇者であるが、
見た目とは裏腹に万の兵力を超える絶対的実力を秘めている。
が、頭の方も究極的な天然……であるようだ。


連盟諸国

肥沃なズール低地を中心に400年ほど前に成立した国々です。
ディナリウムが台頭するまでは、大陸で最も栄えた国々でした。
長い間、それぞれの国の王家は縁戚関係を結び、比較的戦乱の少ない時代を作ってきました。

半世紀前に、当初はディナリウムと個別に戦争をしていましたが、連戦連敗し、多くの領土を失う事になります。
慌てて、伝説の英雄の剣の名前を冠した軍事連盟を結成しましたが、
時すでに遅く強大かしたディナリウム軍には対抗することはできませんでした。
現在、領土のほとんどを失い、ズール低地から追い出された連盟諸国は山間部の小さな盆地をそれぞれ領有するのみとなっています。
連盟の構成国家であるデール、ゼヒト、カイナム、オールサン、キム、アーテ、ソノマの諸王国は、
一応独自の領土をもっていますが、国境はフリーパスで、法律も共有するなど親密な関係にあります。


英雄連盟への参加

東方戦争が勃発した際、レーヴァテイン連盟は、ちょうど感染勢力とディナリウム領との間に挟まれる形になってしまいました。
感染勢力との戦いが独自に行えるほど余裕がなくなっていたレーヴァテイン連盟は、英雄連盟へに参加します。
しかし、結局のところディナリウム軍の前哨部隊として矢面に立たされ、大きな被害を出すことになりました。

連盟の求心力が弱まった現在、もっとも民心が離れているのがレーヴァテイン連盟です。
政治的な意味合いから、脱退はしていませんが、連盟の定例会議にも代表を送らなくなっています。


風土国柄

山間部の高原にある盆地では、作物もあまり育たず、牧畜などを行っています。
チーズは美味で有名ですが、あまり他国へは流通していません。
山奥の小さな国ですが、もともとは世界の中心的な役割を担っていた国々です。
文化水準は驚くほど高く、国民も貧乏ですが誇り高い人たちです。

また、昔の栄光の名残として、ズール図書館があります。
古い経典や叙事詩などを中心とした古い書物が多く保管されており、度重なる戦乱でも守り通した文化財は彼らの誇りです。