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蛮族

蛮族とはディナリウムの政府に服従していない国を持たない亜人や蛮人全般を指す言葉です。
これら部族は、辺境において大小の部族に分かれ(自称の)小さな王国などを形成しています。
 
ゴブリンやオークなどはその代表例で、彼らのテリトリーが人家にも近いためよくトラブルを起こします。
帝都付近では高い治安を誇るディナリウムですが、辺境まではその威光は届いておらず野放しになっているのが現実です。


開拓村と蛮族

多くの開拓村にとって、冬などの食料の少ない時期に襲撃を繰り返す蛮族たちは純粋に敵です。
家畜を奪われたり、食料の備蓄を盗まれたりと損害は多岐にわたり、子供が誘拐されて奴隷にされた例もあります。
大きな開拓村では、自警団を作って対抗していますが、蛮族の数は多く対策は不十分です。

ボーリー族

ハーフオークのボル・ボーリーが族長を務める親人間派のオーク族です。
人語を話せるものも多く、ディナリウムの地方政府と協定を結んで辺境の危険な密林のガイドや商隊の護衛などを行っています。
彼らの中には辺境地で行商などを行っている者も多く、比較的多く見かけられます。
ボル・ボーリーの母親(ミラ)は、ディナリウムの地方貴族の娘で、先代のボーリー族長に誘拐され人質になっていましたが、のち族長と結婚、11人の子供を設けました、その長男が現在の族長のボルです。