ワールドガイド

我王の国『黄国』

ディナリウム王国とエルシス王国の間にあるシン山脈の中にあります。
この地は両国の勢力の空白地です。

獣と人間を掛け合わせた種族の国です。
険しい山や、森に囲まれているが、最奥には開けた場所があり、そこが首都となっているようです。
国を治めているのは『黄龍』と呼ばれる存在、だが滅多に霊山から出てきません。
国境には常に兵が配備されており、山が多いためが、鉄資源が豊富です。
さらに武具の加工技術に秀でており、フラグメントが登場するまでは武力に置いて最強の国でした。


ノーライフキングの国『菌界』

ディナリウム王国からは、北東方向に位置しますが、この間の正確な地図はありません。
伝説上の国、シンやアバの更に東方に位置しています。

実際町として機能しているの中心部。しかも一つの町程度の大きさでしかないが、
人が住めない土地という意味での菌界はとてつもない広さを有しています。
ディナリウムからは、徒歩でたどり着くのは不可能と言えるほどの距離があります。

風の吹きこまない、盆地に生成される国で、
朽ち果てた木々や腐った水、かつては高度な文明が発展していたのだろう、建物の残骸などが目立つがそれをまともに利用している者はいません。
悪臭で満たされそこにいるだけで何らかの病に感染してしまいそうです。
ただ、中央に決して朽ち果てない黒錆の塔が立ちます。
最上階ではこの国の王が常にノーライフキングたちを監視しているようです。
この王の移植した自分の菌によって、国の中のノーライフキングたちには強い命令権を有します。
この国の存在目的はこの星全てを腐らせることで、この国の直下地下部分から星の核へ向けて腐蝕を進行させています。


闇の小国家『センテンタリ』

ディナリウム王国第二の都市「デュオポリス」南方、徒歩3日で着く距離に位置します。

力のあるデーモンが一部の闇の眷属を使役し国家として運営しています。
ただ、名だたる国家からは単なる反乱物資の集合組織としか見られていません。
文明レベルは高く、当然だろう、戦争でうち捨てられた人間たちの町をのっとってそこに陣を気づきあげたのだから。
石造りの町に、ガラスや工芸品、芸術品など町に点在するが、張りぼて、彼等にそれらを生み出す技術、修繕する技術は無いのでそのうちぼろぼろになっていくのだろう。
ただ、町を収めるデーモンが街並みを気に入っているらしく、町全体はとても綺麗です。
そのせいかひどく寂れた印象を受けます。まるでゴーストタウンであると。
各種はぐれ蛮族や、事情があって追放された人間が身を寄せ合って住んでいます。
ただ、この町の中でカーストは絶対であり上の権利者たちが下位の住民たちを扱う時はひどいといわれています。
特に戦う力を持たないもの達は奴隷同然のように扱われ、最下層は非常食と呼ばれ、生命力の吸収もしくはそのまま食われたりします。
というのも、土地がやせ細っており、蛮族には農耕技術が無いため土を豊かにすることができないのです。
そのせいで家畜も育たず、国家としては崩壊を待つのみといえるでしょう。
そのことを領主もわかっているため何かにかこつけて隣国の領土を略奪しようと目を光らせています。


ならず者の集まる街『ディスガイア』

ディナリウム領土内、「デュオポリス」の南東、徒歩6日で着く距離に位置します。

この町はディナリウムの隅に存在し、皇帝といえど、広大な領土すべてを収めきれているわけではありません。
そのため無法地帯というのも存在します。
どこの国にも所属できなくなったもの達が自然と集まってできた国それがディスガイアです。
一応領土を収める領地『クルセイド』という人物が存在するが、彼はこの町を統治するどころか、無法を煽っている気すらあります。
それは彼が多方面から賄賂を受け取ったり、この町としての機能を売り渡す代わりに地位を刈っていたりするからです。 
必要悪の町、それが世界にとってのこの町の認識です。
ここでは力が全て、略奪が全てで、
文明レベルも低く、気を緩めれば背後から刃を突き立てられます。
知性が無ければ飲まされたものがメチルアルコールであることも気が付かない。
そんな常に死と隣り合わせの国だが、この国はこの国で存在価値があります。
必要悪とでも言うのだろうか、各国の暗い部分を肩代わりして栄えている国でもあります。


豊かな大地『神話の森』

『帝都ディナリウム』に隣接している、北西方向徒歩1日で着く距離に位置します。

厳密に言うと、どこかの国が管理しているわけではない人の手が入らない未開の森。
耀く洞窟、木のみ絶えないけもの道。氷のかけらがふる滝。幻想的であり、さらに霊的資源が豊富です。
また精霊系の魔物が多く住み、はぐれたエルフなどもすみついているようです。
それなりに危険であるが、敵意のない物へは誰も手出しをしないといわれています。
またフラグメントの介入も拒んでおり、ディナリウムの人間は攻撃されます。
そのせいで、帝都ではこの森を排除すべきという言も上がっていたりします。
この森を収めるのは強大な力を持つ龍だが、最近息絶えたとか、絶えていないとか。