【祭典】斥候2人を守り抜け(春夏秋冬 マスター) 【難易度:普通】




プロローグ


 ディヘナからディナリウムへと続く道を、2人の斥候が小走りに移動していた。
 2人は元々ディナリウムに属する斥候だったが、センテンタリ軍襲来のおりに、協力するためにディヘナで活動していた。
 そんな2人が、ディナリウムに戻ろうとしているのには理由がある。
 神の手、と呼ばれる集団のことを、ディナリウムに居る伯父であり上司でもあるウボーに伝えるためだ。
 少し前に、冒険者達の力を借り、特殊なイービルを倒したのだが、その時現れたデーモンの言葉からそれを知ったのだ。
 ディヘナで、その事を伝えることも考えたが、それは断念している。
 なぜなら、ディヘナの統治機構にすら、何らかの得体の知れない力が及んでいる気配があったからだ。
 それこそが神の手であると考えた2人は、ディナリウムに対処を求め走っている。

 その後を、つけている者達が居る。
 神の手だ。
 ディヘナを出発し、どこを通って帰るのか?
 それを斥候2人は、ディヘナで一時的に所属していた部隊を、取り仕切っている上役に伝えていた。
 そこから情報が漏れたのだ。
 神の手の目的は、斥候2人の抹殺。
 後を追いかけながら、あと少し行った先にある場所で仕留めることを考えていた。
 そこは開けた場所ではあったが、逃げ辛い場所である。
 幅広い道が100m以上に渡って繋がっているが、左手には森で覆われた小高い丘が。
 右手は崖になっている。
 道の前方には、待機した神の手が待ち構え、前後から挟み撃ちした上で殺すよう計画していた。
 斥候2人が、この場所に来るタイミングに合わせ、神の手が合流するようになっていた。
 この計画が成功すれば、斥候2人は殺され、ディヘナでの神の手の活動が知られることは、更に少なくなるだろう。
 計画の成功を確信しながら、斥候2人の後をつける4人の神の手は、ほくそ笑んでいた。

 しかし、それこそが斥候2人の計画であった。
 自分達を餌にした、神の手と、その協力者の釣り上げ。
 それこそが斥候2人の狙いである。
 ディナリウムへと戻る道筋の一部を、ディヘナの上役に伝えていたのは、その情報に食いつき追手を差し向ける可能性を考えたからである。
 それはディヘナ内部を調べられるだけ調べ、上役が怪しいと感じたからだ。
 けれど、明確な証拠もなく行き詰っていた事もあり、自分たちの命を的にしての賭けを行ったのだ。
 そして、その賭けは成功している。
 もちろん、賭けに勝ち生き残るための備えも怠ってはいなかった。 

 神の手たちに襲撃されるであろう、開けた道。
 その左手。森で覆われた小高い丘に、アナタたち冒険者は待機していました。
 斥候2人の依頼により、そこで襲い掛かってくるかもしれない神の手の対処を求めたのです。
 神の手が訪れず、不発に終わる可能性もありましたが、事態は差し迫っています。
 アナタ達の活躍の見せ所です。

 しかし、その全てを見ている者が居た。

「はぁ……どうしよっかな?」
 幻覚の能力を使い、誰にも気づかれずに、セパルと呼ばれるデーモンは襲撃の現場となる場所の近く、高い木の天辺から見下ろして見詰めていた。
「あれだけ、あの2人には手を出すなって言っといたのに、あいつ等……なんか段々嫌になって来たなぁ。素の姿で居たら、やらしい眼で見て来るヤツらも居るから、こんな姿の幻影まで纏って手伝ってるってのに。命令するばっかでこっちの言うこと聞かないんだもんなぁ。こっちの知りたいことを知る、手掛かりを持ってるかもって思って協力したけど、やめちゃおっかなぁ、つまんないし」
 げんなりとした口調で、愚痴をこぼすようにセパルは呟いています。
 ですが、現状では神の手に協力しているセパルは、冒険者の皆さんが神の手を倒し続けていれば、神の手を助けるために現れるでしょう。
 状況が複雑になってくる中、アナタ達はどう動きますか?


解説


状況説明

ディナリウムの上司に、神の手のことを伝える斥候2人を守り切って下さい。

成功条件

斥候2人を神の手に殺されずに守りきる。
神の手の半数を倒せば、不利を悟った神の手は斥候2人の殺害を諦めます。

成功度の上昇条件

神の手の全滅。あるいは捕虜として1人以上確保する。
戦闘不能に当たるダメージを与えると、神の手は気絶します。



神の手 10人

斥候2人の後をつけている4人と、前方の道から来る6人。
斥候2人の後をつけている4人は遠距離攻撃系。
残りは近接戦闘系が4人と、シャーマンとクレリックが2人です。
斥候2人だけと舐めて掛かっていますので、事前に能力を上昇させたりはしていません。
戦闘開始と同時に、バフ系や回復系の行動に動く可能性はあります。

セパル デーモン

幻覚の能力で、全身をローブで隠した姿になっている。
最大に使えば、一時的に見えなくなることも可能。
幻覚の能力を使っている内は、攻撃出来ません。
この情報は、斥候2人から事前に知らされています。

神の手が不利になれば、逃げ出す猶予を稼ぐために動き出します。
なお、神の手はセパルが居ることは知りません。

神の手とセパルの連携は全くありません。
むしろ、神の手がセパルの足を引っ張る可能性が大。

その中で、思いっきり攻撃を叩き込み続けるか、あるいは言葉で行動を誘導するかは、皆さんの自由です。
最終的に、セパルは逃げます。

その他

戦いの場となる道は、幅が10m長さが100mあり、戦いの際に支障はありません。
皆さんが隠れている小高い丘から戦いの場には、数秒で出ていけます。

斥候2人 トマスとマルコ

回避は高いですが、攻撃は出来ません。
伯父がセパルの知り合いなので、セパルはこの2人が死なないように動きます。

以上です。
それではご参加をお待ちしております。


ゲームマスターより


おはようございます。もしくはこんばんは。春夏秋冬と申します。

今回のエピソードは、病毒イービルを撃破せよ、のエピソード結果から発生した物になります。
成功度が低いと、結構ぐだぐだに煮詰まった状況でのエピソードになる予定でした。

そんな感じに、皆さんの結果で変化していくエピソードを、今後も出して行きたいと思います。

それでは、少しでも楽しんで頂けるよう、判定にリザルトに頑張ります。





【祭典】斥候2人を守り抜け エピソード情報
担当 春夏秋冬 GM 相談期間 7 日
ジャンル 戦闘 タイプ ショート 出発日 2017/10/16
難易度 普通 報酬 通常 公開日 2017/10/26

ジャンヌ=オーレリアコンドル
 ヒューマン | ウォーリア | 19 歳 | 女性 
おのれ神の手…デーモン達でも面倒だというのに…まあいい…
我はディナリウム聖騎士団、第三部隊が隊長…ジャンヌ=オーレリアなり!!
今、祖国の刃、盾となりて悪敵討つべし!
…さて、そしてどこにいるデーモン、セパルよ
貴様も我が断罪の剣にて逃しはせぬぞ…!
クロカ=雪羅雨月
 ヒューマン | ウォーリア | 18 歳 | 男性 
丸太を落として攪乱? 流石に大剣じゃ刃こぼれするから攪乱した後で斬り込むとするかな。神の手はいつか手痛くやられたし、お返ししないとね。
アンネッラがいるの? じゃあ、ちょっと連携を持ちかけようか。
魔法で隙が出来たらそこに突く、斬って良い奴らを片っ端から潰していくよ。デーモンが出るらしいし、ある程度は警戒しておく。
捕縛するかどうかはお任せかな。首を刎ねるなら任せてもらっていいよ。
「邪魔するなら容赦はしない。まとめて潰されろ――」
ナイトエッジシース
 ヒューマン | ウォーリア | 17 歳 | 男性 
シースのフォローを貰い落木に合わせて敵に突っ込む。
俺は前方の道からくる六人を相手にしよう。
先ずはクレリックに【ダブルエッジ】、気絶させて回復を封じる。
そのままシャーマンを攻撃して遠距離攻撃を潰そう。
そこから近接戦闘系の四人に斬りかかる。

出来るだけ一対一になるよう、戦っている相手の身体を壁にして他の奴らの射線を塞ぐ。

セパルが出てきたら話しかける。
また会ったな、お守りご苦労さん。
苦労してるな、そこまで苦労して手を組む理由は何だ?
神の手の次の目標は何だ?あんたに言われたように全力で抗うために情報が必要なんだ。
あんたも随分迷惑かけられているようだし、こいつらに義理立てする必要はないだろう?
コーディアスルゥラーン
 デモニック | シャーマン | 23 歳 | 男性 
事前
仲間と斥候さんと落木作戦を把握しておきたい
持込みは捕縛用縄(使いたい人にも渡しておく

待機場所
落木作戦手伝います
皆が動き出す前に仲間に回避・持久力向上のまじないを掛けたい

戦闘でしたい事
落木作戦開始したら斥候さん二人を木の陰に退避させる
その際2人に持久力向上のまじないを掛ける
斥候さんの守り最優先で動きたい
薙刀を薙ぎ攻撃して敵を斥候さんに近付けない立ち回りをする
中距離にいる敵は丑の刻参りで攻撃したい(シャーマンとクレリック優先)
チャンスがあれば仲間に持久力向上まじない掛けたい
逃走する奴に丑の刻参りで攻撃

倒した敵は縄でしっかり拘束する
レイ・ヘルメスアン・ヘルメス
 ドワーフ | メイジ | 18 歳 | 男性 
神の手の撃退優先
神の手全滅を目指す
セパルは此方に危害加えなければ敵退治するまで無視
人手が足りないなら落木作戦の準備を手伝う

基本後方支援
仲間と連携
バフ系や回復系の行動に動く組を狙う
丘に隠れて魔導書で魔術詠唱
魔力量を調整
氷系や雷系魔法で敵に攻撃
まず動きを封じる為に足狙い
次に体狙う
神の手逃亡だけは阻止
アンを使ってでも敵の逃げ道を封じる

敵攻撃は回避かアンにカバーさせる
余裕があればセパルと会話希望
雰囲気は中二病真っ盛り

台詞
なぁ…なんでアンタはあいつらに手貸してる訳?
ギブアンドテイクがお望みなんだろ?そんな無能と組むより俺達と組まねぇ?
もしお前が俺達と一時的でも休戦するってなら、美味い蜜吸わせてやるけど
アストラム・ジュノーレステリア
 ヒューマン | ウォーリア | 25 歳 | 男性 
・アストラム

皆が攻撃を開始してから、少し時間を置いて戦線に加わる。そのさい

「援軍がもう少しでくる。持ちこたえるだけで我々の勝ちだ!」と大声で叫び、相手の動揺を誘う。

・攻撃
味方の攻撃にあわせる形で、敵に反撃をさせないように連携を意識して攻撃する。


レステリア

敵とこちらの位置を把握し、どの順番で向かうかを計算、判断。アストラムに伝える。
アレスディム
 ケモモ | グラップラー | 12 歳 | 男性 
【目標】
斥候2人の保護、神の手一味の捕縛

【行動】
冒険者最大8人vs神の手10人、早くも頭数で負けているので小細工をしたい
小高い丘に待機している点(高所、状況がわかりやすい)、周りが森な点(豊富な木々、目隠し効果)に注目、落木の罠を作ります
1)気付かれないように森の木を何本か伐採
2)丸太にして、いつでも転がせるように斜面にまとめて留めておく
3)タイミングをみて、丘の上から前後の神の手に向けて転がす
4)鬨の声を上げて丸太に追随、後方の神の手一味へ接敵
5)スレイブと同化し、残った敵を殲滅

転がす本数にもよるけど、近接型以外の敵は回避も耐えるのも大変かなーと…
罠作りは手の空いてる人に参加してもらおう
アンネッラ・エレーヒャトゥルー
 エルフ | メイジ | 16 歳 | 女性 
心情
神の手とは一度戦ってますし、少しは力になれそうですわ
享楽のセパル様の考えることに興味はあります
一度じっくり話し合ってみたいですわね

行動
森で隠れつつ【ジ・アビス】で落木と同時に攻撃ですね
火だけは使わないようにします
前からも後ろからも敵が来るのですから、背後はトゥルーに任せますわ
遠距離攻撃の神の手を優先的に攻撃します
捕縛も視野に入れていますが、斥候の方の護衛ですので、問題が起こりそうでしたらすぐに攻撃できるようにします

セパル様に今そこに居る理由を問いたいですわね。マッチポンプがどれほど進んでいるのかも知りたいですが…そこは私の話術次第でしょうね
興味の持ちそうな話題を探りつつ話したいと思いますわ

参加者一覧

ジャンヌ=オーレリアコンドル
 ヒューマン | ウォーリア | 19 歳 | 女性 
クロカ=雪羅雨月
 ヒューマン | ウォーリア | 18 歳 | 男性 
ナイトエッジシース
 ヒューマン | ウォーリア | 17 歳 | 男性 
コーディアスルゥラーン
 デモニック | シャーマン | 23 歳 | 男性 
レイ・ヘルメスアン・ヘルメス
 ドワーフ | メイジ | 18 歳 | 男性 
アストラム・ジュノーレステリア
 ヒューマン | ウォーリア | 25 歳 | 男性 
アレスディム
 ケモモ | グラップラー | 12 歳 | 男性 
アンネッラ・エレーヒャトゥルー
 エルフ | メイジ | 16 歳 | 女性 


リザルト


●神の手を撃破せよ
 斥候2人を抹殺するべく、後をつけている神の手4人。
 その速度が、急に上がる。
 仲間と協力し抹殺すべき場所に差し掛かったからだ。
 左手には森で覆われた小高い丘があり、右手は崖になった開けた道。
 前方から現れた神の手6人に、斥候2人が驚いたように動きを止める。
「死ね」
 後方に居た神の手4人が、笑みを浮かべ魔法を叩き込もうとした、まさにその時だった。
『アレス』の作戦が、効果的に発動される。
「いっけー!」
 神の手達の注意を引きつけるためと、斥候2人への警告のために声を上げなから、小高い丘の上から丸太を転がす。
 事前に聞いていた斥候2人は危なげなく避けるが、神の手達は慌てふためきギリギリで避け、中にはまともに丸太を受ける者まで出てしまう。
「やった! 命中!」
「さすがアレス、容赦ない……鬼畜」 
 アレスの言葉に、彼のスレイブ『ディム』は、ニコニコ笑顔で合いの手を入れるように返す。
「なんかディスられてるっ!?」
 ガーンとショックを受けているように、けれど軽やかにアレスは返す。
 息の合った、良いコンビだ。
 2人は、そこから更に息の合った動きを見せる。
「それじゃ、いっくぞー!」
 鬨の声を上げ、丸太に追随する形で、アレスは後方の神の手に突撃。
 それに合わせ、ディムはジョブレゾナンス。
 2人は同化し、アレスの能力を拡大させる。
「アレス、サポートはするから。やりたいようにやっちゃって」
「任せて! いつものようにやっちゃうよ!」
 混乱する神の手達に、アレス達は踏み込んだ。
 この時点で、冒険者たちはかなり有利になっている。
 全ては、アレスの落木作戦が巧くいったからだ。
 今回の依頼では、事前に敵の来る場所が分かり準備をする時間が十二分にあった。
 そんな中、地形を生かした落木作戦は有効だった。
 これは、仲間が協力したことも効果を上げた一因だ。
 もし協力が巧く行かなければ、ここまでの成果は上げていなかったが、そういう意味合いでは、アレスと共に、他の冒険者たちの動きも十二分に見事だった。
 それにより生まれた優位さを活かすべく、冒険者たちは一斉に動き出す。
 その動きは、スレイブとジョブレゾナンスしている以上に素早く力強い。
 それは『コーディアス』の事前の働きのお蔭だ。
 シャーマンである彼は、既に皆の強化に動いている。
 そのお蔭で、更に冒険者たちは有利になっていた。
 その有利を活かすべく動き出したコーディアスに、彼のスレイブ『ルゥラーン』が声を掛ける。
「コーディ。私は斥候の2人に近付く敵に注意すれば良いのね?」
「うん、頼むよ。僕は、2人にまじないをかけて森の中に退避して貰うから」
 コーディアスは斥候2人の安全を第一に動く。
 時に2人は距離を取り、声を掛けあうには難しい距離でも、コーディアスは手にした薙刀を介し意思の疎通が図れるので問題はない。
 主人が持つ武器の制御、力の増幅をスレイブが行うマテリアルチェインを行っているからだ。
 マテリアルチェインは武器の強化と増幅以外にも、武器を通じての意思疎通という能力を持つ。
 これにより混戦であろうと、意思疎通に問題はない。
 スレイブと距離が離れすぎると、スレイブの機能自体が停止するためにある程度の距離の制約はあるが、使いようによっては色々と使い所のある能力だ。
 それも生かし、ルゥラーンの指示も受けながらコーディアスは的確に動く。
「こっちです。森の中に退避しておいて下さい」
 コーディアスの指示で斥候2人は動き、危なげなく森に退避する。
 これは落木作戦が巧くいったからだ。
 そうでなければ、ここまでスムーズに事は進んではいなかっただろう。
 未だ神の手たちの動きは悪く、バラバラに散っている。
 だがその中でも、動きを見せる者が。それにコーディアスは気付く。
(あの動き、シャーマンか)
 同じシャーマンであることが強みとなり、敵の1人の動きを素早く察知する。
「させない!」
 神の手の強化に動こうとしたシャーマンに、丑の刻参りを叩き込む。
 不意打ちを食らい、まともに受ける。
 一撃必殺とはいかなかったが、仲間の強化に動くのを止めることが出来た。
 ここまでの動きで、仲間の強化や丑の刻参りで魔力の消費が大きく、スキルを更に使うのが難しくなっていったが、ルゥラーンと協力して、薙刀を振るい敵と相対していった。
 そうして、敵の戦闘補助に動く相手を的確に潰していっているのは、『ナイトエッジ』も同様だ。
「シース頼む」
「はい、いきます!」
 ナイトエッジの呼び掛けに、彼のスレイブ『シース』は力強く応える。
 彼の背中を守るように、そして見守るように、懸命にサポートに動く。
 そのサポートに支えられ、目指す先は敵のクレリック。
 回復に動いていた敵に気付き、一気に踏み込みダブルエッジを叩き込んだ。
 仲間の回復に動いていたクレリックは、それを不意打ちでまともに食らう。
 なんの防御も取れないまま、双刃を受けその場に倒れ伏した。
「はあっ、次!」
 ナイトエッジの呼び掛けに、シースは素早く返す。
「ナイトエッジ! コーディアスさんがシャーマンを抑えてくれています! 協力して叩きましょう!」
「分かった!」
 シースのサポートを受け、ナイトエッジはコーディアスの援護に動き、敵シャーマンを叩き潰した。
 これにより敵のサポート役は早々に潰され、敵は更に不利になる。
 そうした目覚ましい活躍を見せるのは、『アンネッラ・エレーヒャ』も同様だ。
「トゥルー、背中は任せますわね」
 スレイブの『トゥルー』に声を掛ければ、彼女は頬に手を当てながら返す。
「あらあら、背中が危なくなるぐらい無茶する気なのかしら?」
「相手次第ですわね」
「いつものように、ってことね。なら私も、いつものように動きましょう」
 そう言うと、トゥルーは言葉少なくアンネッラのサポートに集中する。
 アンネッラの保護者的立場である彼女は、普段からアンネッラがしそうな無茶や失敗をある程度想定しながら動いている。
 それは今この場でも変わらず、言葉を交わさずとも、最適なサポートを繰り返していた。
 その支えを受けながら、アンネッラは神の手に挑む。
 落木と同時にジ・アビスを叩き込んでいた彼女は、落木とジ・アビスで弱り切った神の手に向かう。
 ボウガンを持った神の手は、よろめきながら狙いを付けようとするが、トゥルーが注意を引くような動きを見せる。
 それにより狙いがぶれた瞬間、アンネッラは攻撃。
 連続してダメージを受けていた神の手は耐えきれず、倒れ伏して気絶した。
 それを見た他の神の手達が襲い掛かろうとする。
 そこに、『クロカ=雪羅』の苛烈な大剣の一撃が割って入った。
 敵は、手にした剣で受け止めようとするが、あまりの勢いに受け止めきれない。
 弾かれるように後ろへとよろめき、体勢を崩した所に更なる追撃を雪羅は叩き込む。
 1撃、2撃と、反撃など許さない勢いで絶え間なく振るわれる。
 防戦一方になった敵に、横合いからアンネッラのジ・アビスが叩き込まれ、間髪入れず雪羅は、大剣の腹で側頭部を殴り昏倒させた。
 捕縛を他の冒険者たちが望んでいる事もあり、ギリギリで生き残ってはいるが、最早戦うどころではない。
 神の手を一人倒した雪羅は、更にアンネッラと連携を取り動く。
 戦う前、連携を呼びかけ言葉を交わしていたことが、今ここで生かされている。
「前回の作戦の時に居たんだってね。挨拶が遅れたけど、よろしく」
 アンネッラと同様に、以前に神の手の一団と戦っていた雪羅は、その時の事を話しながら連携を持ちかけたのだ。
「あいつらには借りがあるからね。それを少しでも、叩きつけて返したいんだ」
 絶対に潰す、という強い意志を抱き動く雪羅の戦いは、苛烈ではあるが同時に冷静だ。
 そんな彼を支えるように、スレイブの『雨月』も動いている。
 新手の神の手の接近を雪羅に知らせ、それに雪羅は即座に反応する。
 双剣を持って突撃して来る敵。
 そこに一条の魔法の矢が飛んでくる。
『レイ・ヘルメス』の氷の矢が、アンネッラに襲い掛かろうとしていた神の手の足を貫き、動きを封じる。
 神の手が傷付き怯んだ所に、雪羅は追撃を叩き込んだ。
 レイ・ヘルメスは一連の動きを見て、そちらには手助けが不要と判断し、他の敵の撃退に動く。
「さて、混戦の中に踏み込むわけだが。背後には気を付けないとな」
「背中は守ってあげるのですよ」
 スレイブの『アン・ヘルメス』が力強く、そして愛らしくレイに返す。
「にぃは気にせず敵に専念しやがれーなのです」
「それは頼もしいな。なら、守りは任せた」
 レイは、敵の動きを見極めながら一気に踏み込む。
 神の手の逃亡阻止を第一に、囲むような位置取りをし、大剣を振り上げようとした敵に雷を叩き込んだ。
「があっ!」
 足に突き刺さるように雷を受け、敵は動きが止まる。
 それに、他の神の手が迎撃に動く。
 だが、アンが立ち塞がる。
「……敵さんの有利にはしてあげねーです」
 アンがあらかじめ持っていた石を目元に投げられ、思うように攻撃できない。その支援を受けながらレイは巧みに動き、攻撃を重ねていった。
 それに苛立ち声を上げる神の手。
「おのれ、我ら神の手の邪魔をするか!」
「ゴッドハンドを名乗るのは一万年早いのですよ」
 アンの言葉に苛立ち、動きが単調になる神の手。
 そうした混戦に、加わっていったのは『アストラム・ジュノー』だ。
 彼は敵に踏み込む前に、神への祈りを口にする。
「神に祈っても無駄だが……」
 神に祈るアストラムに、彼のスレイブ『レステリア』は、そう言いながら敵の位置の把握に動く。
 それはアストラムへのサポートをするため。
 そのサポートを受けながら、アストラムは混戦の只中に踏み込む。
 目指す相手は、レイが攻撃している神の手。
 味方の攻撃にあわせる形で、敵に反撃をさせないように連携を意識した動き。
 そこにレステリアのサポートが加わる。
「初手は左から2番目の相手、仲間の攻撃を受けた瞬間に追撃するのが最適だ」
「分かった。攻撃をしている間の防御は任せる」
 アストラムはレステリアのサポートを受けながら、レイの攻撃で動きが鈍った敵に、死角からの一撃を叩き込む。
 レイの攻撃に注意が向いている所に、レステリアのサポートを受けた一撃は的確に入り、昏倒させた。
 それにより、敵の意識がアストラムに向く。
 その瞬間を見計らい、アストラムは大きく声を上げた。
「援軍がもう少しで来る。持ちこたえるだけで我々の勝ちだ!」
 これに敵は動揺が走る。
 あえて時間を置いて参戦したアストラムの言葉に、神の手は更に援軍が来るのではと思ってしまったのだ。
 その動揺が、泣き言めいた声を神の手に上げさせる。
「なんなんだ貴様ら!」
 それに高らかに返したのは、『ジャンヌ=オーレリア』だった。
「我はディナリウム聖騎士団、第三部隊が隊長……ジャンヌ=オーレリアなり!! 今、祖国の刃、盾となりて悪敵討つべし!」
 騎士の名乗りを上げるように、堂々と声は響く。
 威風堂々とした態度に、怯んだように動きが止まる神の手。
 そこにジャンヌは踏み込んだ。
 真正面から、勢い良く剣を振り下ろす。
 性格を表すような真っ直ぐな剣筋は、敵対した神の手に盾を構えさせる。
 避ける余裕は無く受け止めるも、真っ直ぐな剣筋はその分一撃が重い。
「ぐあっ!」
 呻き声を上げ、剣撃の重さに、受けた神の手は膝を屈する。
 即座に追撃の一撃を放とうとした所に、スレイブの『コンドル』が声を掛けた。
「右から新手が来てる! 迎撃して!」
 その声を受け、ジャンヌは足さばきだけで新手に身体を向ける。
 敵の武器は双剣。
 牽制の右を剣で受け止め、間髪入れずに襲い掛かって来た左からの一撃を、横薙ぎの一撃で弾く。
 弾かれた衝撃でがら空きになった胴に、ジャンヌはすかさず体当たりを食らわせ、体勢が崩れた所で足を斬り裂く。
 痛みに声を上げる神の手に、ジャンヌは剣先を突き付け問い掛ける。
「答えろ。貴様らは、デーモンと手を組んでいるそうだな。セパルとか言うデーモンに、何をさせている?」
 祖国であるディナリウムを汚され怒りに燃える彼女は、神の手も協力しているデーモンであるセパルも許す気はない。
「奴の居場所を知っているなら答えるが良い。我が断罪の剣にて逃しはせぬ」
 その声に、返したのはセパルだった。
「おっかないから勘弁して欲しいなぁ、それ」
 ジャンヌの背後から、その声は聞こえてきた。

●現れたセパル。どう対処する?
「貴様っ!」
 背後の声に、ジャンヌは足さばきを利用して後ろ向きに回転。
 その勢いを乗せた横薙ぎの刃を勢い良く振るう。
 それは背後に居たローブ姿のセパルを、真っ二つに切り裂いた。
 だが、手応えがまるでない。
 上下2つに切り裂かれたセパルは、その姿を陽炎のように揺らめかせ掻き消える。
 代わりに、数歩離れた場所に現れるローブ姿のセパル。 
「おっかないなぁ」
 剣を構えるジャンヌに、セパルは静かに佇む。
 そこに雪羅が援軍でやって来る。
「邪魔するなら容赦はしない。まとめて潰されろ――」
 前後を挟み込まれるセパル。そこに神の手が声を上げる。
「セパル! 貴様、何故ここに。いや、そんなことはどうでも良い! こいつらを殺せ!」
「え? やだよ」
 さらっと返すセパル。それに神の手は激昂する。
「ふざけるな! 貴様ならそれぐらい容易いことだろうが!」
「こっちの約束守らない奴らに言われてもね。こっちが手を出すなって言った2人に、何する気だったの?」
 答えに詰まる神の手。そこにセパルは言った。
「まぁいいよ。それより逃げなよ。時間は稼ぐからさ」
 その言葉に、ジャンヌと雪羅は動く。
 大剣が勢い良く振るわれる。
 ジャンヌは勢い良く真っ直ぐに、雪羅は暴風を思わせる苛烈さで、途切れぬ剣撃を放つ。
 それに反撃せず、避け続けるセパル。
 見ていた神の手は、すでに仲間が何人か倒されていた事もあり、逃げ出そうとする者も。
 その阻止に、アストラムがレステリアと共に動く。
 レステリアが進路を塞ぐように前に立ち、横合いからアストラムが攻撃する。
 同様に、他の冒険者たちも動く。
 コーディアスはルゥラーンのサポートを受けながら薙刀を振るい、時に切っ先で砂を掛け戦い方を工夫しながら神の手の逃走を防ぐ。
 だが、そこでセパルが本格的に動き出した。
 攻撃をしてくることは無く、けれど冒険者たちの動きを阻害するように動く。
 それに冒険者たちは人数を割かれたせいで、2人ほど神の手が逃げ出した。
 だが引き換えにするように、崖に追いやるようにセパルを囲んでいる。
 ジャンヌと雪羅が退路を断つような位置取りをし、そうしている間に、倒した神の手たちが逃げ出さないようコーディアスとアストラムがスレイブ達の助けも借り、しっかりと拘束している。
 もちろん、なにかあれば即座に動ける準備をしながらだ。
 ここにおいて、更にセパルを叩きに動くか、他の手段を取るかの選択が生まれる。
 そこで動いたのは、アレスだった。
「ねぇねぇ! セパルちゃんって幻覚使えるんだよね? 全力じゃない時はどこか見えてたりするのかな? 足だの尻尾だの見えてたらびっくりだね! ツンツンとつついてみたりとか!」
 明確な敵以外には自分から敵意を向けないスタンスだからか、どこか人懐っこく声を掛ける。
 それにセパルは返した。
「尻尾は無いけど角はあるよ。そっちの耳とか尻尾をもふらせてくれるなら、つついてもいいかもね」
「え~? どうしよっかな~?」
「ふふ、考えておいてよ。尻尾がもふもふで、見てて綺麗だから」
 気安くセパルが言葉を返すのは、冒険者に対して対話を求める証しか?
 そこに踏み込むように、ナイトエッジが声を掛ける。
「また会ったな、お守りご苦労さん。苦労してるな、そこまで苦労して手を組む理由は何だ?」
 返事は、僅かに間を空けて返って来た。
「個人的な理由だよ。こっちが欲しい物の手掛かりを、あいつらが持ってるかもしれないんでね。それを手に入れたいから、協力してるのさ」
 そこに、レイが交渉するように声を掛ける。
「ギブアンドテイクが、お望みってことか? だったら、神の手みたいな無能と組むより俺達と組まねぇ? もしお前が俺達と一時的でも休戦するってなら、美味い蜜吸わせてやるけど」
「へぇ、美味い蜜ね……」
 レイの言葉に、セパルは興味を示す。
 それは、ただ申し出ただけでは、そうはならなかっただろう。
 神の手との戦いで、冒険者たちが目覚ましい成果を上げていたのが一番の理由だ。
 もしそうでなければ、取り引きをべき相手とは認めず、会話もせずに、すぐさま逃げ出したかもしれない。
 だが、実力を見せた冒険者たちに、セパルは言葉を重ねていく。
「確かに、キミ達みたいな実力のある冒険者たちなら、あいつらを引っ掻き回してくれるだろうしね。そうなれば、ボクが欲しい物を漁る暇が出て来るかも」
「でしたら協力しませんか?」
 アンネッラは、すかさず提案した。
「その方が、お互い得られる物が大きいと思いますわ」
 普段は他人に話し掛けることが苦手なアンネッラだが、思考の検証をするためならばセパルに話し掛けることも躊躇しない。
 セパルの目的、そして神の手の動向。
 それらの検証のため、アンネッラはセパルの興味を持ちそうな話題を探ろうとする。
 その流れを引き継ぐように、ナイトエッジは言った。
「神の手の次の目標は何だ? あんたに言われたように全力で抗うために情報が必要なんだ。あんたも随分迷惑かけられているようだし、こいつらに義理立てする必要はないだろう?」
 僅かな、しかし待つには長い沈黙。
 それが過ぎたあと、セパルは言った。
「雇われのボクが知ってるのは、自分が関わったことだけだよ。村々を掌握するマッチポンプ作戦」
「それは、どの程度進んでいるのですか?」
 アンネッラの懸命な問い掛けに、セパルは返した。
「既に幾つかの村は、掌握されているだろうね。それをどうするつもりなのかは、まだボクも知らないよ。でも、あいつらを掻き回してくれるなら、キミ達みたいな冒険者が関われる

よう、情報を流すのも良いかもね」
 そう言うとセパルは、後方に跳ぶ。
 崖のギリギリに立ち、続けて言った。
「キミたち冒険者は、あいつら神の手を潰す鍵になるかもね。なにしろ、あいつらキミ達みたいな冒険者を舐めてるから。それに、キミ達は何よりも自由だしね。期待しているよ。お

互い、ギブアンドテイクが出来るように」
 言うなりセパルは、崖に向かって足を踏み外す。
 慌てて崖下を覗けば、落ちればただでは済まなさそうな高さを、崖の微細な凹凸を頼りに足を掛け、あるいは手を掛けて降りて行くセパルの姿が。 
 さすがに追いかける訳にはいかず、冒険者たちは捕えた神の手達に向かう。
「知ってる事、洗いざらいブチまけてもらうよ!」
 アレスの言葉に、反論する余力も無い神の手はうなだれる。
 仲間が来てくれたお蔭で、捕縛していた神の手の見張りが楽になったコーディアスに、ルゥラーンは声を掛ける。
「お疲れさま、コーディ」
 実際、仲間の支援や協力など、お疲れさまと言われるほどに頑張ったコーディアスだった。
 もちろん、それは他の冒険者たちも同様だ。
 そんな中、戦いが終わったアストラムは神に祈りを捧げ、レステリアはそれに合いの手を入れるように言葉を返していた。
 そうして言葉を交わしているのは、雪羅も同様だ。
「お疲れさま。連携、助かったよ。お蔭で、前の作戦の時に、こいつらから受けた借りを少しは返すことが出来た」
 戦いの最中、連携に動いていたアンネッラに、連携の礼も兼ねて言葉を交わしていた。
 それにアンネッラは返しながら、セパルから得た情報を元に、思考を検証していた。
(マッチポンプは既に進んでいると言ってましたけど、それで村を掌握して、神の手は一体何をするつもりなのかしら?)
 それは捕えた神の手から、巧く行けば知ることが出来るかもしれない。
 それを確かめるように、レイは軽く訊問するも、その場では何も得られない。
 けれど、神の手達の秘密を暴くのを楽しみにするように、笑みを浮かべていた。
 そんな中、想いを口にするのはジャンヌ。
「神の手にも、デーモンにも、祖国ディナリウムをこれ以上汚させてなるものか」
 それには誓いのような、響きが込められていた。
 そうして思い思いにそれぞれが動き、言葉を交わす中、シースはナイトエッジを心配するように声を掛けていた。
「無茶をして! 勝算はあったんでしょうけど無理しないでください。何かあったらどうするんですか」
「悪い……だけど神の手はかなり先に進んでいるみたいだからな、俺たちの未来を掴むためならいくらでも無理するさ」
 そう言って柔らかな表情を浮かべながら続ける。
「それに、お前がいてくれるからな。シース、頼りにしてるよ」
「そうやって調子のいい事ばかり言って……そんな貴方に付き合うスレイブなんて私以外にいませんよ」
 信じるようにシースは言いながら、受け入れるように言葉を続けた。
「仕方ないから付き合ってあげます、感謝してください」
 温かな笑顔を浮かべ、シースは安心させるように言うのだった。

 かくして冒険者たちの活躍により、神の手の情報を伝えにディナリウムに向かう斥候2人の命は守られた。
 その上、神の手も捕虜として確保し、きっとこの成果は次へと繋がるだろう。
 そう思えるような、見事な冒険者たちの活躍であった。



依頼結果

大成功

MVP
 アレス
 ケモモ / グラップラー


作戦掲示板

[1] ソルト・ニャン 2017/10/09-00:00

やっほにゃ~ぁ
挨拶や相談は、ここでお願いにゃ~!
みんなふぁいとにゃにゃ~  
 

[13] アストラム・ジュノー 2017/10/15-23:43

遅れた、すまない。作戦をどうするか考える時間の猶予もこちらにはなさそうだ。

そのため、皆の攻撃一歩二歩送れて攻撃に入る。  
 

[12] アンネッラ・エレーヒャ 2017/10/15-23:34

いえ…私こそ早とちりしてしまい申し訳ございませんでした…!
神の手を捕獲するとちゃんと認識し直しましたのでご安心ください。

私の行動予定といたしましては基本的に魔法で迎撃、セパル様への行動の意味の問いの予定でおりますわ。ただ、斥候の方へ攻撃する可能性が高い遠距離攻撃持ちには積極的に攻撃しようと思ってますので、捕縛の手伝いは出来そうにないです…申し訳ございません。  
 

[11] アレス 2017/10/15-21:04

落木(三国志の計略みたいな名称にしたいけどセンスがない)は、前後の神の手一味に仕掛けてしまってよいと考えます。
遠距離型(弓・魔法)の後部隊にはとっさに対応できないでしょうし、前衛型の多い前部隊も足留めにはなると思うからです。
ボクは木を追う形で丘を駆け下り、追いかけてくる後部隊4人を張り倒すつもりです。
 
 

[10] コーディアス 2017/10/15-19:31

■僕の行動予定です
・持込みは捕縛用縄。一応、使いたい人にも渡しておくってプランに入れておきます。
・アレスさんの落木作戦の準備手伝います。
・可能なら事前に皆さんに、回避・持久力向上のまじないをかけたい
・落木後は斥候さんを木の陰に退避させて守る行動メインで動きたい。

ざっくりとこんな感じで考えています。
後方から来る4人は遠距離攻撃持ちとの事ですから、できれば速攻倒したいですね。
もし、斥候さんの守りにガッチリ付く予定の方がいるなら僕は後方の敵に向かいたいですが、いますか?  
 

[9] コーディアス 2017/10/15-19:29

意見出せてなくてすいません。

アレスさんの案の立地利用は賛成です。
落木作戦(という言い方でいいのかな)は混乱と足止め(ダメージも入ればラッキー)狙いの作戦って認識でいいでしょうか?
前方と後方の両方の敵に落すのかな?  
 

[8] アレス 2017/10/15-10:27

あ、捕縛は神の手一行の方です。
一言足りなくてごめんなさい(汗
デーモンさんは実質敵対してない感じなので、いっその事、仲良くできたらいいかなとか思ってます。  
 

[7] アンネッラ・エレーヒャ 2017/10/15-00:33

問題が無さそうで安心いたしました。
デーモンのセパル様でしょうか?どこにいるのか分からないので、動いて下さるまではいかんともしがたいですが、出来れば捕縛との事、了承いたしました。  
 

[6] アレス 2017/10/14-13:18

落木に遠距離攻撃が加わればより効果的ですね!
敵が混乱している間に接近して、一気に畳みかけられるかもしれません。
あとはデーモンさんの動向次第ですが、ボクはできるだけ捕縛する方向で動こうと思っています。
 
 

[5] アンネッラ・エレーヒャ 2017/10/14-01:51

メイジのアンネッラ・エレーヒャと申します。よろしくお願いいたしますわ。

土地を利用するのは大切だと思いますわね。森の中に居れるのでしたら、私達冒険者は最初隠れて奇襲も出来るはずですし。
木を転がす人と遠距離から攻撃できる人が先に攻撃、その後に近接攻撃を得手している方が迎撃という風に考えておりますが、いかがでしょうか?  
 

[4] アレス 2017/10/12-22:59

ケモグラのアレスです、よろしく!
今回、敵の数が多いので、罠か何かで頭数減らしたいですね。
幸い、森の中、しかも丘の上に陣取り中なので、木を伐採して上から大量に転がしてみたらどうかな?
斥候2人は回避特化らしいし、転がす方向さえ間違わなければ巻き込む事も少ないかと思うけど。  
 

[3] クロカ=雪羅 2017/10/11-22:59

参加した皆よろしく。ウォーリア、クロカ=雪羅。

さて、神の手とまた戦えるとなると、気を引き締めて叩かないとね。  
 

[2] コーディアス 2017/10/11-03:18

シャーマンのコーディアスです。スレイブはルゥラーン。
よろしくお願いします。

前回の依頼で僕もまじないが使えた実績ができたから、
今回は積極的に使っていきたいって思ってます。