病毒イービルを撃破せよ(春夏秋冬 マスター) 【難易度:普通】




プロローグ


 とある、小さな村。規模こそ小さいものの、近隣からの農産物を集める集積場としての役割を持っている。
 もし、何かしらの理由で壊滅したなら、食糧需給に影響を与えるだろう。
 そんな村に向かって、特殊なイービル達が、襲撃をするべく進んでいた。
 通常のイービルよりも体の大きなそれは、爪と牙で傷付けた者に病毒を感染させる。
 体力の弱い者なら数日。普通の者でも一週間ほどで発病し、高熱で苦しめる。
 そしてゆるやかにではあるが、周囲に更なる感染者を増やすのだ。
 ただし感染する前に、対抗薬を飲んでおけば発症はしない。
 また感染しても、対抗薬を早い段階で飲んでおけば、この場合も発症しない。
 そして発症後であろうとも、対抗薬を飲めば数日で治る。
 対抗薬さえあれば、それほど恐れることのない病毒であった。
 ある意味、ひどく都合の良い病毒ではある。
 誰かが感染しても、事前に対抗薬を知ってさえいれば、対処の仕方はいくらでもあるのだから。
 そして、いま村に居る全ての者が、事前に対抗薬を飲んでいる。
 村を囲むイービルを倒すためだ。
 それは少し前に、冒険者たちの活躍により奪取に成功した一冊の手帳のお蔭である。
 いま村を襲おうとしているイービルの情報が書かれたそれを利用し、すでに村人は避難している。
 そして代わりに居るのは冒険者たち。村の家々に隠れ、イービルが襲撃する時を待っていた。
 イービルが来襲した際は、いま外で芋の選別をしている帝都ディナリウムに属する2人の斥候、トマスとマルコが来襲を知らせる手はずになっている。
 イービルが来襲したなら、逃げ回りながら大声を上げ、家屋の中に居る冒険者たちに気付かせるのだ。
 手帳から得られた情報では、複数の村々が同時に襲われる予定のため、人手が足らない。
 そのため、この村に居るのは斥候2人と冒険者たちだけ。

 その状況を、離れた場所にある木の上に登ったデーモンが見ていた。

「ん~、どうしよっかな~」
 のんきな声で、そのデーモンは村を見ながら言った。
 全身をローブで覆った、背が高いように見えるデーモンである。
 奇妙な事に、フードを被った顔の奥は闇に隠されて見ることが出来ず、ローブの端は陽炎のように揺らめいていた。
 いま村を襲おうとしているイービルを造り出したデーモンである。
「斥候2人の方は、所属が帝都ディナリウムで命令系統が違うから殺せとか言ってたけど、めんどくさいなぁ。それ以前に、つまんないしぃ」
 殺伐とした事を、やる気なさ気に呟いている。
「冒険者の方は、情報を伝えさせなきゃいけないから、程々に痛めつけてから逃がせって言ってたけど、やる気わかな~い」
 海を漂うわかめか何かのように身体を揺らめかせながら、投げやりに言った。
「テキトーにやっとこー。イービルにテキトーに暴れさせて、後は放っとこ~。斥候もわざわざ殺すのめいどくさいしぃ、逃げられたとか言っときゃいっか。冒険者は冒険者で、不利になったらテキトーに逃げんでしょ。それでいっや」
 どこまでもやる気の無いデーモンだった。

 そうとは知らない貴方達は、村の家屋に隠れながらイービルの襲撃を待っています。
 デーモンは木の上から貴方達の動きを見ていますが、なぜか誰もそれに気付けません。
 なにやら色々と隠れたたくらみがあるようですが、それも今の貴方達は知り得ません。
 この状況ですが、貴方達の活躍で変わる可能性も有り得ます。
 イービルとの戦いで目覚ましい活躍を見せれば、調子に乗ったデーモンが貴方達の前に姿を現すでしょうし、巧くあしらえば、情報を聞き出す事も出来るかもしれません。
 全ては、皆さんの活躍次第です。
 この状況、貴方達ならどう動きますか?


解説


とある村を襲撃する特殊なイービルを全滅させて下さい。
イービルの数は、参加人数×3になります。
病毒を感染させる牙と爪を持っていますが、事前に渡された薬を飲んでいるので罹りません。
通常のイービルよりも多少強いですが、所詮イービルです。
戦闘の際に邪魔になる物は取り除かれているので、そういった点で工夫をする必要はありません。

NPCの斥候2人が、イービルが襲撃すると同時に大声を出し合図します。
そこから家屋を出て攻撃する事になりますが、初回の攻撃は不意打ちになります。
NPC2人は、最大で10体までのイービルを引き付ける囮役が出来ます。

イービルの全滅で達成度は成功になります。

成功度の上昇条件

イービルを巧く倒して下さい。

例 全員のダメージ総量が低い。
  盾役またはサポート役を巧くこなす。
  連携を巧く行う、など。

大成功以上の成功度で、様子をうかがっているデーモンが現れます。
思いっきり攻撃するも、何か聞き出そうとするも自由です。
攻撃されても反撃はしてきません。むしろ喜びます。
それ以前に、使っている特殊能力のせいでろくに攻撃が出来ません。
ただし、回避力が高いです。
デーモンは、一定時間が経つと逃走します。

攻撃を果敢に叩き込み続ける、あるいは気を引くような質問や会話をすると自分の名前を口にします。
それのついでに、なにか調子に乗ってポロっと言うかもしれません。

名前を口にした場合、とある理由で斥候2人が知っているのでデーモンに関して説明してくれます。

以上です。では、イービルを全滅させ、可能ならデーモンを引っ張り出させて下さい。


ゲームマスターより


おはようございます。もしくはこんばんは。春夏秋冬と申します。

今回のエピソードは、一つ前のエピソード「デーモンのたくらみを調査せよ」から派生した物になりますが、そちらを知らなくても参加されるのに問題ない物になっています。

そんな感じに、今回のエピソード結果でも、新規のエピソードが発生するようになっています。

ちなみに前回の結果次第では、今回の舞台となる村が襲われた状況から始まる予定でした。

そんな感じに、皆さんの結果で変化していくエピソードを、これからも出して行きたいと思います。

お付き合い頂ければ幸いです。

それでは、少しでも楽しんで頂けるよう、判定にリザルトノベルに頑張ります。



病毒イービルを撃破せよ エピソード情報
担当 春夏秋冬 GM 相談期間 7 日
ジャンル 戦闘 タイプ ショート 出発日 2017/9/29
難易度 普通 報酬 少し 公開日 2017/10/8

コーディアスルゥラーン
 デモニック | シャーマン | 23 歳 | 男性 
待ち伏せ作戦
仲間と連携し
イービルが1体通れる幅の建物と建物の隙間にイービルを誘い込み
抜けた先で待ち伏せてやっつける
※イービルが人より小さいなら人が一人通れる幅に変更

事前
場所の下見
作戦に適う場所を見つけておき
地面に地図を描いて位置情報を皆と共有しておく
斥候さんにも誘い込む囮役を依頼する
誘い込みの際来た事が分る様に声出して欲しいとお願いしとく

戦闘
待ち伏せ場で待機
襲撃の知らせ聞いたらジョブレゾナンス状態に入っとく(必要なら)
仲間の攻撃入った敵優先で止め刺すべく攻撃

デーモン登場したら
「あんたが黒幕か?」
「悪いね思惑は失敗だよフード野郎」
戦闘になったに回避した先狙い「丑の刻参り」
ヴァルター・フェルトルミ
 ドワーフ | ウォーリア | 21 歳 | 男性 
さーて僕は遊撃中心にやっていこうかなー?囮や罠にかかっていないイービルをがんがん対処していこー。
とはいえ囲まれるとさすがにやっかいだから、屋根の上から飛び降りながら不意打ちとかいいかもねー……ちょっとぐらいかっこつけてもバチはあたらないよね……?
とはいえ村の物は出来るだけ壊さないように立ち回らないと……壊しちゃったら謝らないとね。
はぐれた敵がいなくなったら、仲間と合流して仲間が不意打ちされないように対処しよう。
もしかしたらボス格が来るかもしれないなー、単に戦える相手なら問題ないけど……。
まあもしものときはなにか話してみるか―。
ダルク=オーレリアレイブン
 ヒューマン | メイジ | 18 歳 | 男性 
まさか僕が戦闘に駆り出されるなんてね…
少し予想外だったけどまあ僕に出来る事は…いや、イービルは絶対に殲滅しないとね…
それに…デーモンも、ね…
さてと…他の探索者達の手助けをしようか…
クロカ=雪羅雨月
 ヒューマン | ウォーリア | 18 歳 | 男性 
サークル=クロスロードソファー
 ヒューマン | グラップラー | 18 歳 | 男性 
作戦で隙間に誘い込まれ、出てきたイービル達を初撃などでバランスを崩した連中をトドメをさして一方では
引き付けたある程度の数ごと足払いなどの攻撃でイービルを家屋の中に放り込み閉じ込めて燃やし、その上から魔法などの飛び道具で攻撃してもらいながらまとめて爆破後、一掃。打ち漏らしは細かく連携してイービル全員を瞬殺する。  
クロード・メイスカルディナ
 ヒューマン | ウォーリア | 18 歳 | 男性 
GutsPuck
 ケモモ | グラップラー | 20 歳 | 女性 
武器ナックル、ピアノ線所持
事前に落とし穴設置、誘い込む家と家の隙間を決める 
まじないもかけてもらう
スレイブに見つからないよう索敵してもらい敵の位置を共有
合図で敵に不意打ち、事前に決めた地点に「車輪」で追い込むと同時に声で合図
斥候が引付けられなかった敵を主に叩きながら誘い込む
デーモンに手帳の関する聴取、反応が良くないなら悪辣、非道等貶してみる
それでもだめなら戦闘、戦闘中にピアノ線の糸を張り巡らしながら罠を設置し、落とし穴か糸に嵌り次第タコ殴り
デーモンのどんな小さな言葉も聞き逃さないようにする
デーモンの名前らしき言葉、その他の言葉を聞いたら斥候に尋ねる

ナイトエッジシース
 ヒューマン | ウォーリア | 17 歳 | 男性 
装備は片手剣の二刀流。
全員で情報を共有、イービルを誘い込んで家の隙間を通ってもらい、そこを抜けてきた奴らを連携して倒す。
俺は初撃担当、シースからのフォローを貰いつつ出てきたイービルの頭にダブルエッジを叩き込んでいく。
そのまま止め担当が仕留めてくれる筈だが、念のためにフォローにも回れるようにしておこう。
イービルを仕留めたら念のために周囲を警戒。

デーモンが出てきたら自分の名を名乗ってから相手の名を聞く。
お前がイービルをけしかけたのか?その目的は何だ?…ああいや見張り役をさせられてる位だし、そういう事を知っている奴じゃないか。
知ってる?それは済まなかった、じゃあ物を知らない俺に教えてくれないか?

参加者一覧

コーディアスルゥラーン
 デモニック | シャーマン | 23 歳 | 男性 
ヴァルター・フェルトルミ
 ドワーフ | ウォーリア | 21 歳 | 男性 
ダルク=オーレリアレイブン
 ヒューマン | メイジ | 18 歳 | 男性 
クロカ=雪羅雨月
 ヒューマン | ウォーリア | 18 歳 | 男性 
サークル=クロスロードソファー
 ヒューマン | グラップラー | 18 歳 | 男性 
クロード・メイスカルディナ
 ヒューマン | ウォーリア | 18 歳 | 男性 
GutsPuck
 ケモモ | グラップラー | 20 歳 | 女性 
ナイトエッジシース
 ヒューマン | ウォーリア | 17 歳 | 男性 


リザルト



○イービルを殲滅せよ
 村を襲うイービル達。
 その討伐を頼まれた冒険者たちは、家屋に潜み戦いの時を待っていた。
 事前に打ち合わせをすることにより、準備は整っている。
 それをするかどうかで戦いの中での有利さは変わっていたが、十分にされていた。
 いざ戦いになれば、役に立つだろう。
 そして、戦いの時はやって来た。
「助けてくれ!」
 外でイービル来訪の知らせのため、待機していた斥候2人が声を上げる。
 2人には冒険者たちにより指示が出され、その通りに動いていた。
「倉庫だ! 倉庫のある方に逃げろ!」
 斥候に出されていた指示は大きく分けて2つ。
 イービルの引きつけと、戦い易い位置への誘導。
 それが完了されたことを示す言葉が聞こえ、一斉に冒険者たちは動き出した。
 鋭くも重い刃が、連撃でイービルに叩き込まれる。
 家屋の影から跳び出し、完全に不意を突いた剣撃。
 一撃で顔の骨まで斬り裂き、止めの2撃を心臓に突き刺す。
 必殺を成したのは『ナイトエッジ』。
 それは不意を突けたこともあるが、彼のスレイブ『シース』のフォローも大きい。
 今も、新たにやって来たイービルの注意を引いている。
 その助けを最大限に生かすべく、ナイトエッジは動く。
「こっちだ」
 言葉で注意を引きつけながら、ナイトエッジはシースが誘導したイービルに攻撃する。
 初撃のような不意打ちは叶わなかったが、閃く剣刃はイービルを斬り裂いていく。
 その合間に、反撃するイービル。
 だが、シースのフォローも借りながら攻撃するナイトエッジには当たらない。
 繰り返される斬撃で弱った所に、止めを刺された。
「こちらに来たイービルは、これで終わり。残りを倒しに行きましょう」
 周囲を索敵していたシースの言葉に、ナイトエッジは頷く。
「止めの担当の者が倒してくれる筈だが、フォローはあった方が良いだろう。周囲の警戒は任せる」
 淡々と目的をこなすように、冷静に判断しながらナイトエッジは動いていく。
 その背を見詰め、共に走り出すシースは思う。
(今回も大丈夫)
 いつも見慣れた背中に確信する。
 その確信を現実にするために、彼女はフォローに全力で動いた。
 そうしてイービルに対処しているのは、他の冒険者たちも同様だ。
「ルゥ。周囲の警戒は任せるね」
「ええ。怪我をしないよう気を付けて、コーディ」
 シャーマンである『コーディアス』が、スレイブである『ルゥラーン』を伴い家屋から跳び出す。
 彼は、仲間にまじないを事前に掛けることで、既に戦いに大きく貢献していたが、それだけに留まらず動いていく。
「コーディ、右後方から来ます。予想より少し早いから気を付けて」
 警戒に当たっていたルゥラーンの言葉を受け、素早く家屋の陰に隠れる。
 事前に村の地形把握を、地図も書いて皆と共有するほどしていたこともあり、動きは滑らかだ。
 イービルは全く気付くことなく近付き、横合いを通り過ぎようとした瞬間、コーディアスは一撃を叩き込む。
「ギッ!」
 不意打ちを食らい、イービルは大きくダメージを受けるも、一撃必殺とまではいかない。
 即座に襲い掛かって来るが、それをコーディアスは避け、走り出す。
「こっちだ! かかって来い!」
 挑発しながら誘導する。それは仲間の援護も兼ねての動き。
 それに、仲間は応えた。
 一撃で、コーディに誘導されたイービルが倒される。
 それは屋根から飛び降りざまの、体重を乗せた一撃。
「派手なのは良いですけど、気を付けて下さい」
 イービルを一撃のもとに倒した『ヴァルター・フェルト』に、彼のスレイブである『ルミ』が心配そうに声を掛ける。
「大丈夫ー。結果オーライだよー」
 間延びした声で、ヴァルターは返す。それに、ため息をつくようにルミが返そうかと思っている間に、コーディアスが先に声を掛けた。
「ありがとう、助かりました」
「どういたしましてー。僕は遊撃役だから、このまま他の助けに向かうけど、こっちは大丈夫?」
「ええ。僕の方は予定通り、他の人達が攻撃して弱ったイービルの止めに動きます。余裕があったら、援護をお願いします」
「任せてー。それじゃ、また後でー」
 2人はスレイブを連れ、それぞれ走り出す。
 コーディアスは、斥候2人が引きつけきれなかったイービルを誘導しつつ、他の仲間の攻撃で弱ったイービルの止めに動き、ヴァルターは他の仲間の援護に。
 ヴァルターの援護先は、囮や罠に掛けたイービルを担当している仲間の元。
 その内の1人、『Guts』はスレイブである『Puck』と、イービルに不意打ちの一撃を食らわせていた。
「どうした? こっちだこっち!」
 Gutsに、拳を顔面に叩き込まれ悶えるイービルを、Puckは男勝りの強気で挑発する。
「挑発は良いけど気を付けて。それより行くよ」
 自分を気に掛けるGutsの言葉に、Puckは強気で返す。
「子供じゃないんだから、心配しなくったって大丈夫!」
 そう言いながら、Gutsに付いて行く動きは淀みがなく、信頼するように確かだ。
 そんな2人を追いかけて、イービル達が襲い掛かってくる。
 それをGutsとPuckの2人は家屋と家屋の間、狭い場所へと誘導し、罠に嵌めた。
「ギイッ!」
 落とし穴にイービルは嵌り込む。数が多かったので全ては掛かりきらず、迂回するように動こうとするイービルも居たが、そこをPuckが挑発する。
「逃げるのか! 怖いんだろ!」
 これにイービル達は襲い掛かろうとするも、狭い場所なので巧く動けない。
 そこに、Gutsはスキルを使いながら、仲間を呼ぶ為に声を上げる。
「逃げるなら逃げなさい! そうでなければ、掛かって来なさい!」
 仲間を誘導しているとは気づかせないよう言葉を選び、大きく声を響かせる。
 それに、仲間は応えた。
「後ろが、がら空きだねー」
 声に気付いてやって来た遊撃役のヴァルターが、勢い良く攻撃を叩き付ける。
 Guts達に気を取られていたイービルは完全に不意を突かれ、一撃で倒された。
 慌てるイービル達。
 そこに挟撃の形で、Gutsも踏み込む。
 落とし穴に落ちて動きが鈍ったイービルを殴り付け、そこに助けに動こうとしたイービルは、ヴァルターが叩き伏せていく。
 狭い場所で挟み込まれ、イービルは圧倒的に不利。
 イービル達は、そこからどうにかして逃げ出そうとしたが、援護に来た『ダルク=オーレリア』の魔法が迎撃する。
「逃がさないよ!」
 魔法により生み出された光弾がイービルに突き刺さる。
 それに恐れをなしたかのように、他のイービル達も逃げ出そうとするが、ダルクのスレイブ『レイブン』が目ざとく見つける。
「右から逃げようとしてるぞ! とっとと撃ち落せ!」
「分かってる! 逃すものか!」
 次々に魔法を撃ち放ち、イービル達に痛打を与えていくダルク。
 そこに追撃で、Gutsとヴァルターが攻撃を重ねていく。
「ははっ! 役に立っているではないかダルク!」
 いつものように偉そうに言うレイブンに、ダルクは肩をすくめるように返す。
「これぐらいは出来ないとね。姉さんに会わせる顔が無い。なにより、ディナリウムを汚そうとした奴らに使われているイービルを、許す気はないよ」
 ディナリウムに属している彼は、信念を心に抱き誓うように口にする。
 そんな彼を、熱くなり過ぎないよう気遣うように、レイブンは返す。
「それは良い。だが、それならば他も倒さねばな。他の手伝いに向かうぞ。ここは任せても大丈夫だからな」
 Gutsとヴァルターに翻弄されるイービル達を確認してから、ダルクは他の仲間の援護に動く。
 向かう先、『サークル=クロスロード』と彼のスレイブ『ソファー』達が戦っている先では、彼らの動きによりイービル達は追い込まれようとしていた。
「右、こっちの出方を窺ってる。不意打ちなんか、食らわないようにね」
「ありがとう。大丈夫、油断はしないよ」
 イービル達の動きの警戒に当たるソファーに、サークルは返しながら動き続ける。
 斥候達の誘導により、家屋と家屋の間に誘い込まれたイービルを不意打ちの初撃で倒したサークルは、それに寄り集まって来たイービル達を誘導していた。
 次々に襲い掛かってくるイービル達を、ソファーから遠ざけながらサークルは避け続ける。
 我流の創作拳法の動きも生かし、翻弄するように捌いていった。
 だが、イービル達が集まって来るにつれ、避けるだけならともかく攻撃にまでは手が回らない。
 途中から、数に押されたように逃げ出した。
 それを勢いよく追い駆けてくるイービル達。
 しかし、それこそがサークルの策だ。
 イービル達を引き連れて、村の外れにある倉庫に辿り着く。
「先に離れておいて」
「分かった。怪我、しないように気を付けなさいよね」
「もちろん」
 安心させるように返し、倉庫の前でイービル達を待ち受ける。
 倉庫に誘導した上で火を点け、まとめてイービルを倒す。
 元々は、そういう作戦であったが、これ自体は斥候2人により止められている。
 村人を避難させているとはいえ村なので、下手に火を点けて燃え広がりでもしたら大変だからだ。
 しかし、1か所に捕えた上で叩く作戦は有効なので、斥候2人が協力する形で事前準備が取られていた。
「足元に気を付けなよ」
 足払いでイービルをこけさせ動きを止めながら、倉庫の入り口で引きつける。
 周囲を囲むように誘導した所で、倉庫に入った。
 それを追いかけるように、次から次に入っていくイービル達。
 しかしその時には、既にサークルは倉庫の外に出ていた。
 斥候達により、倉庫の奥に新たに作られた扉から外に出て、即座に閂を掛け、入口に向かう。
 すでに待っていたソファーと協力して、倉庫の扉を半分閉め固定した。
 これにより、イービル達は倉庫に捕えられる。
 さらに、出るための入り口は、一体ずつ出る程度の幅しかない。
 必然的に数の有利を活かせない中、それでもイービル達は入口から外に出ようとする。
「させないよ」
 一体ずつ出てくるイービルを、サークルは叩いていく。
 数の有利を活かせぬイービルは、次から次にサークルに倒されて行く。
 それを打開しようと、無理やり扉の上から抜け出そうとするイービルも居たが、応援に駆け付けたダルクに撃ち落された。
「援護します! 流れ弾に気を付けて下さい!」
 連携し、次から次にイービルを倒していく。
 援護はダルクだけでなく、コーディアスも。
「持久力向上のまじないをかけます!」
 これにより疲労の蓄積は緩和され、動きは鈍らず攻撃が続く。
 更にそこに、受け持ちのイービルを全滅させたナイトエッジも駆けつける。
「援護する。万が一、他のイービルがやって来ても対処するから、安心して戦闘に集中してくれ」
 疲労が溜まれば交代し、巧く倉庫の中のイービルを捌いていった。
 そうして冒険者たちが戦う中、イービルの数は半数以下に減る。
 倒したイービルの中には、初撃で一撃のもとに倒した『クロカ=雪羅』と彼のスレイブ『雨月』の活躍も、勇猛果敢に戦った『クロード・メイス』と彼のスレイブ『カルディナ』も目覚ましかった。
 それにより、残りは斥候達が引き付けている10体のみ。
 怪我らしい怪我も負わず、それ以上の数のイービルを倒した冒険者たちにとって、物の数では無かった。
 こうして、目覚ましい活躍により、冒険者たちはイービルの全てを倒し切るのだった。

○現れるデーモン
「こっちは大丈夫だ。特に、なんの気配も無い」
 イービルを倒し切り、念の為に周囲を索敵してきたナイトエッジが、村の広場に居る皆に報告する。
「こちらも、何も見つかりませんでした。イービルは全部、倒したみたいですね」
 同じように索敵していたダルクも返す。
 それは、クロカやクロードも同様だ。
 それに対し、周囲ではなく村の中を索敵していた皆も返していく。
「イービルは確実に全滅しています」
「私も一緒に重ねて確認しましたから、見逃しは無いです」
 コーディアスとサークルは報告し、反対側を見ていた残り2人も返した。
「こっちも大丈夫。イービルは全滅してます」
 Gutsの言葉に続けるようにして、ヴァルターは冗談めかして言った。
「全部倒したから、ボス格が出てきたりしてねー」
「うん。来ちゃった」
 その声は、ヴァルターの背後。すぐ後ろから聞こえてきた。
 全員が、一気にその場から跳び退く。 
 気配も何も無く、突然現れたソレを囲むように距離を取った。
 ローブで全身を覆い顔が闇に隠され見えないソレは、手を叩く。
「お疲れさまー。いや~、いーねいーね。強いねー。見ててワクワクだったよー」
 奇妙に歪んだ声で称えるように言った。かなり喜んでいるのが、その響きだけで分かる。
 それに水を差すように、コーディアスは言った。
「あんたが黒幕か? 悪いね思惑は失敗だよフード野郎。あんな弱いイービルじゃ、どうしようもないね」
 侮って何かを口にするかと期待するが、堪えた様子はない。
 平然とした様子に、少しでも情報を聞き出せないかと適当な名前で呼び掛けるも、不思議そうに聞き返される。
「え? 誰それ? ボク、そんな名前じゃないんだけど」
「なら、何者なんだ?」
 硬い声で、ダルクは問い掛ける。返答はすぐだった。
「デーモンだよ。この村を襲ったイービルを作った」
「デーモン……っ!」
 この応えに、ダルクは怒りを滾らせる。
「ディナリウムを汚したデーモンが……なぜここに居る」
「え? それ別口だって」
 気の抜ける軽い口調で、手をパタパタさせながらデーモンは返す。
「別に、デーモン全部が同じ訳じゃないんだけど? ま、大抵のヤツらは、世界で最高の存在は俺たちだー、他の下等生物にそれを分からせてやるー。とかよく分からん理屈で動いてるけどさ、ボクそんなの興味ないし。なにが楽しいの、それ? って感じだしさぁ」
「なら、なぜこの村を襲おうとしたんです」
 Gutsが問い掛ける。
「この村を襲うことが書かれた手帳。貴方が用意した物でしょう。センテンタリ軍に協力しておいて、なぜそんな事が言えるんです」
「だから別口なんだって」
「どういうことです? それ以前に、どうしてこんな酷いことをしようとしたんです。手帳通りに動いたなら、どれだけの被害が出たと思ってるんですか」
「被害ねぇ……ま、多少は怪我人とか出ただろうけどさ、死人とかは出なかったんだけど。というより、出したら計画狂うし」
「どういうことです?」
「知りたい? だったらさぁ、力尽くで喋らせてみる?」
 楽しげにデーモンは声を上げる。そこにサークルが呼び掛けた。
「待って下さい。貴方のような相手と戦うのはごめんです」
 下手に出るような声で続けて言った。
「私達は今の自分達の待遇に嫌気がさしているので、デーモン様直属の敵地潜入工作員になります」
「え? あいつらの手下になるの? 超絶ブラックだけど、良いの?」
 この言葉の意図が掴めず、考えるような間を空けたサークルにデーモンは返した。
「ああ、そういうこと。なんかさっきから勘違いしてると思ったら。別にボク、ただの雇われだから。センテンタリとか神の手とか、別に所属してないし」
 その言葉の意味を理解しきれない皆に、デーモンは楽しげに言う。
「これも知りたい? だったら、力尽くで来なよ」
 これに返したのは、ヴァルターだった。
「やあやあ我こそはヴァルター・フェルトなり……なんてね」
 戦いを楽しもうとするかのような響きを込めて名乗りを上げる。そして続けた。
「戦うなら楽しんでやろうかー。でもその前に、せっかく僕が名乗ったのだから君も名乗りなよー」
 これに合せるように、ナイトエッジも名乗りを上げた。
「ナイトエッジだ。戦う必要があるなら戦ってやる。だがその前に、名前ぐらいは教えるんだな」
 ナイトエッジの言葉に、皆は戦う態勢を取る。特にGutsは、まだ残っている罠に嵌めて倒せないかと目まぐるしく頭を回転させていた。
 逃げ出すことなく戦いの意志を見せ、その上で名乗りを上げて名を求める。
 それが、デーモンの琴線に触れた。
「あはっ、た~のし~い」
 仮に、最初から最後まで下手に出てたら、そうはならなかっただろう。
 そして、最初から名乗りもせず戦うことのみであれば、全力を尽くして戦わなければ無理だった。
 しかし、名乗りを上げ戦う意志を見せたことで、このデーモンは冒険者たちを名前のある誰かとして受け入れた。
「セパルだよ。デーモンのセパル。じゃ、始めよっか」
 楽しげに名乗りを上げ、距離を詰めようとしてきた。その時だった。
「セパル? まさか……享楽のセパルか?」
 斥候の1人、トマスが言った言葉にセパルが反応する。
「え? ちょ、なんでデーモンでもないのにソレ知ってるの?」
 これに、もう一人の斥候、マルコが返した。
「ディナリウムの軍に属する、叔父のウボーから聞いた事がある。病毒と幻惑のデーモン、享楽のセパルのことは」
「へ? ちょ、ウボーの身内? あっぶな、約束破る所だったじゃん!」
「どういうことだ?」
 マルコに問い掛けるナイトエッジに、マルコは皆に説明するように返す。
「楽しければ、同族のデーモンだろうと人と手を組んで倒すことさえあるデーモンです。同族感情などより自分の楽しさを優先することから、デーモンの中にはアレを享楽の2つ名で呼ぶ者も居るらしいです」
「だからその2つ名で呼ぶのやめてよね! あいつらが勝手に呼んでるだけなんだから! なんか痛い奴みたいじゃん!」
 段々とおかしな方向に行きそうな空気の中、ヴァルターはトマスに尋ねる。
「それでー、なんで貴方らの叔父さんはー、そんなこと知ってんだ?」
「昔、セパルが人間の振りをして冒険者をしていた頃に、一緒にパーティを組んでいたらしいです。デーモンである事がバレてパーティから去る時に、パーティのメンバーとその身内には今後一切危害を加えない、という約束をさせて別れたそうです」
「人間の振りって、どうやって……?」
 コーディアスが訝しげに訊くと、マルコが返す。
「セパルは幻覚の能力が使えるそうですから。気を付けて下さい。その気になれば、姿を認識させない事も出来る筈です」
「それって、透明になるってこと? そんなのにどうやって攻撃すれば……」
 どう戦うか考えるサークルに、トマスが返した。
「透明だと思わせる程の幻覚は、長くは続けられないようです。それに、幻覚の力を使っている間は、魔力と集中力を莫大に使うので攻撃する余力がないだろうと伯父が言ってました」
「くっ、ウボーのヤツ。角隠してる以外で全力で使ったの見せたの一度しかないのに、何でそこまで理解してるかな」
 焦った声を上げるセパルに、ダルクは言った。
「貴様の名前は分かった。享楽のセパルよ、掛かって来るが良い!」
「だからその2つ名で呼ぶの止めてってば!」
 セパルは恥ずかしそうに声を上げると、身体を沈めたかと思えば一気に跳び上がる。
 軽々と、自分を囲む冒険者たちの頭上を越え、距離を取って着地した。
「このまま戦ったら、ウボーの甥っ子たちまで掛かって来そうだし、悪いけど戦うのは止めとくよ」
 そう言って去ろうとするセパルに、Gutsは声を上げ止める。
「待って下さい! 貴方は何故こんな事をしたんです! 教えて下さい!」
 これにセパルは一瞬の間を空けて返した。
「……そうだね。楽しかったし、ウボーの甥っ子たちに注意もしたいし、教えとくよ」
 皆が黙る中、セパルは言った。
「マッチポンプだよ。村を襲わせて助けて、恩を売り付ける。分かり易いけど、それだけに恩を感じて、知らない内に利用される事になるだろうね。ウボーの甥っ子。キミ達はディナリウムの所属だから、この村に居るのは殺せって言われてたんだ。気が乗らないから、やる気なかったけどね。他の村だと、マッチポンプが進んでるだろうね」
「そんな、誰がそんなことを」
 Gutsの問い掛けに、セパルは言った。
「神の手。もうディナリウム第2の都市は、あいつらの手の上になるまで、あと少しさ。悪いことは言わないから、逃げるんだね。それが嫌なら、全力で抗いなよ。未来を掴み取りたいならね」
 そう言うとセパルは、その場から逃走する。
 あまりの速さに、追いかけるどころではなかった。
 かくして依頼は幕を下ろす。
 斥候2人が、冒険者たちの危険を考え、セパルの話を隠して報告書を上げると約束しながら。
 そして少しでも事態の打開のために、斥候2人はディナリウムに戻り、上司でもある伯父のウボーに事の詳細を伝えに戻るとも口にした。
 もちろん、その際も冒険者たちの危険は考慮に入れ、一切話さないと約束をしてである。
 その話がこの先どう転ぶかは、まったく見えない闇の中であった。











依頼結果

大成功

MVP
 Guts
 ケモモ / グラップラー


依頼相談掲示板

[1] ソルト・ニャン 2017/09/22-00:00

やっほにゃ~ぁ
挨拶や相談は、ここでお願いにゃ~!
みんなふぁいとにゃにゃ~  
 

[19] コーディアス 2017/09/28-21:54

作戦の協力ありがとうございます。

僕も、③のトドメ組で待機してようかと思います。
微力ながら攻撃がんばります。

ええと、
[10]で斥候さんには二手に分かれて、と言いましたがここは言及しないでおきます。
斥候さんも怪我があってはいけないから彼らのやり方に任せようと思いました。

>デーモン
出てきたら、攻撃してもいいのかな?
攻撃しつつ話しかける感じかな?と思っています。  
 

[18] サークル=クロスロード 2017/09/28-20:47

③のトドメ組に入ります。でも斥候のメンバー達は
何故デーモンの名前を知っているか気になりますね。
 
 

[17] Guts 2017/09/28-19:27

コーディアスさん、スキル確認ありがとございます。
スキルの特性上 ある程度離れても効果があるようなので、デーモン対策になりそうですね。

では事前に隙間を決め、そこに誘い込みますね。
グラップラーのスキルが後方に飛ばす効果と同時に声で合図しますね。  
 

[16] コーディアス 2017/09/28-17:42

[10]の作戦やってもいい感じ?

なら僕の方で事前にこれ↓しておくよ。
・建物の位置関係を下見しておいて誘い込む隙間決めておきたい。
・皆とその情報を共有する。
・斥候さんにも協力依頼しておく。

囮する人は隙間に誘い込んだら待ち伏せてる人に分る様に声出して貰えたら
スムーズにいくんじゃないかな。
あと、敵の数が多いからみんな孤立しない様に気をつけたいかな、と思うよ。


シャーマンのスキルなんだけど、
公開されたスキルがまさかの攻撃スキルだったんで、サポートは出来ない模様…。
問い合わせたけど、有効な返事貰えなかった。  
 

[15] ナイトエッジ 2017/09/28-09:46

まとめありがとう、助かる。
②が空いているようなのでそちらに入ろうと思う。  
 

[14] Guts 2017/09/28-01:07

まとめてくださってありがとうございます。
①隙間に誘い込む役でいきます
斥候の漏れを主に叩いていきます。  
 

[13] ヴァルター・フェルト 2017/09/27-21:40

じゃあ僕は囮や罠にかからなかったはぐれた敵を倒す遊撃でもやろうかな?  
 

[12] クロカ=雪羅 2017/09/27-17:23

ウォーリア。クロカ=雪羅、遅くなったけどよろしく。

流れから言うと、オレはイービルを仕留めるか初撃を与えて誘い出す方がいいのかな?  
 

[11] コーディアス 2017/09/26-01:42

>デーモン交渉
適当な名前で呼べば「俺は○○だ」てポロリしないかな?
ごめん、あまり思いつかない。

>まじない
これ、スキル実装されたらどうなるのかな?
前の報告書で同じジョブの人が器用にスキル使ってたけど、僕もできるのか不明で…(不安
運営さんに聞いてみようかな。
使える様ならガンガンサポートするよ。  
 

[10] コーディアス 2017/09/26-01:40

>Gutsさん
流れのイメージありがとう
考えやすくなったよ。

イービルの巧い倒し方なんだけど
立地は隠れる所が多いから、うまく使いたい所。

例えば家と家の間がイービル1体通れる幅の所にイービル呼び込んで
抜けた所で待ち伏せして、出てきたら攻撃!
1撃じゃ倒せなかった場合も考えて1~2組控えててとどめを刺す。
ていうのを考えてみた。

①隙間にイービル誘い込む人
②隙間からイービル出てきたら初撃与える人
③そいつに止め刺す人
で組む感じ。
利点は、こちらが攻撃被るリスクが低い事。

斥候さんにはイービル分散する様に二手に分かれて囮して貰えればいい感じ?
引っ掛らないのも出て来るけどそこはうまくフォローできれば。
ていう一つの案。  
 

[9] Guts 2017/09/25-13:01

グラップラー ガッツです。

流れとして
戦闘前 シャーマンの「まじない」を全員(斥候も)罠設置

戦闘開始 斥候イービル10匹引付 
     残りイービル14匹を初めの不意打ちでウォーリア・グラップラーが対処
     
     引き付けたイービル10匹をシャーマンの「のろい」、メイジ火力
     ウォーリア・グラップラー合流、殲滅

大成功時 デーモン交渉
     前回の話から下手に出ても…
     手帳の会話か、回避対策の罠でタコ殴りで興奮させ
     名前やついでのぽろり。
     名前を聞き出せたら斥候の説明。


適当に書き出しましたが、計画のお役に立てそうでしょうか。

 
 

[8] サークル=クロスロード 2017/09/24-22:33

NPCのメンバーが10人くらいイービルを引き付けてくれそうなので、彼らに指示を出して交互に大人数を罠に引っ掛けるのも効果的かもしれませんね。  
 

[7] コーディアス 2017/09/24-13:36

初めまして、新参者のコーディアスです。
ジョブはシャーマン。
よろしくお願いします。

ジョブ的に僕は味方の能力上げたりなんかのサポートメインかな、と考えてるけどスキル情報出るみたい?だし、運営さんの情報待ちしてる…。
だからちょっと動き方未定なんだ。
分らないながらできそうな事といえば、砂でも袋に集めといて敵の目つぶしでもしようかな、とは考えてる。

罠か、
イービルは24体?、ある程度まとめてひっかけられたらいいのかな。
網で数体絡めて攻撃とか?  
 

[6] ヴァルター・フェルト 2017/09/23-23:41

何かしらの罠をしかけるのもいいかもね、原始的だけど落とし穴とかワイヤーをはるとかー。  
 

[5] サークル=クロスロード 2017/09/23-20:25

もしデーモンと交渉できたら……そうですね。
「私達は今の自分達の待遇に嫌気がさしているので、デーモン様直属の潜入工作員になります」
と一芝居打って出方を見てみますか。  
 

[4] サークル=クロスロード 2017/09/23-20:21

ヒューマン/グラップラー。サークル=クロスロードです。私は……そうですね。成功度を上げられるか分かりませんが、攪乱と交渉に一枚噛みましょうか。引き付けたある程度の数を足払いでイービルを家屋に閉じ込めて燃やし、その上から魔法などの飛び道具で攻撃してもらいながらまとめて爆破、一掃しましょう。  
 

[3] ナイトエッジ 2017/09/23-17:11

ヒューマン/ウォーリアのナイトエッジ、よろしく。
基本的には直接戦闘と可能なら壁役かな。  
 

[2] ヴァルター・フェルト 2017/09/23-03:02

ウォーリアのヴァルターだよ、よろしくねー。
能力的に直接対峙する役かな?